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ダウ理論④


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3.『トレンドの終わりを認識する事。』

ダウ理論①からダウ理論③に渡って、
レンジ、トレンド転換から初期のトレンドに乗る話を解説してきたが、
今回は、どの時点でトレンドが終了したとみなすことができるのかというテーマで話していきたいと思う。

これが理解できれば、トレンドの発生から終焉まではもちろんの事、押し目買いや戻り売りのタイミング、ダブルトップ、ダブルボトム、ヘッド&ショルダーなどのほとんどのチャートパターンの意味が理解できるようになる。


ダウ理論では、トレンドの終了をこのように定義している。
『トレンドは明確なシグナルが出るまで継続する』とある。
では、『明確なシグナル』とはどのような状態を指すのか。

簡単に説明すると、
・上昇トレンドの場合、最後に更新した高値の起点となった安値(押し安値)を値動きが明確に下に抜けた状態。
・下降トレンドの場合、最後に更新した安値の起点となった高値(戻り高値)を値動きが明確に上に抜けた状態。

と表すことができるのだが、
いまいちピンと来ない人もいるかと思うので、
俺のへたくそな図で、説明する。
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上昇トレンドの場合。
(下降トレンドは逆で考えてくれ)
最後に更新した高値とは、高値②であり、
高値②の起点になったのは、安値①だ。(押し安値と呼ぶ)
つまり、安値①を明確に下抜けた場合、トレンドはとりあえず一旦終了したということになる。

よくありがちなのが、安値②を下回ったから、
よし、トレンド終了だ!って事で、ショートポジションを持ち、結果として深い押しになっただけで、そのまま意に反して上昇トレンドが継続していくパターンだ。

間違えないでほしいのは、
『形成中のトレンドの最高高値の起点が押し安値である』ということ。
図の高値③は最高高値ではないので、
故に安値②は押し安値ではない。
その為、値動きが下回ってもこの時点ではまだトレンドは継続しているということ。

また、値動きが押し安値である安値①を下抜けたら(トレンドが終了したら)
次はどのようなシナリオが考えられるか。
可能性としてあげられるのが、

1.そのままレンジに移行するパターン
2.トレンド転換を迎え、下降トレンドが形成されるパターン

どちらに移行するかは、その時の相場が決めることなのでなんとも言えないが、
このとき、特定のチャートパターンが出現することによって、トレンド転換が生じやすくなる。


それが『ダブルトップやヘッド&ショルダー』なのだ。
どちらのパターンも上昇トレンドで利益を得たトレーダーの利確による下落と、押し目買いをしたトレーダーの損切りによって、下落しやすくなった結果に生じる現象。

まぁ、これは実際のチャートで、見てもらった方がわかりやすいだろう。

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どのチャートも最高高値(赤○)の起点である押し安値(青○)を下抜いたことで、トレンドが転換し、下降トレンドを築いている。

この形ができたからと言って必ずトレンド転換が生じるわけではないが、
ダブルトップ、ヘッド&ショルダーに限らず、
他人の損切りを巻き込むポイントというのは大きく伸びることが多く、勝率も高いので、
俺が好むチャートパターンの一つだ。

このように『トレンドの終わりを認識』することによって、勝率の低い押し目買い(戻り売り)を避けることができ、
かつ、トレンド転換を狙った高勝率トレードも可能となる。

トレンド転換でのトレードの具体的な手法については、後日詳しく話していこうと思う。
今回はあくまでダウ理論の考え方がメインなので。

【まとめ】
ダウ理論を修得することによって、
レンジ、トレンドを判断し、その後に発生するトレンドの初動を狙うことが可能となる。

そして、トレンドの終わりを見極めての利確や、
もしトレンドに乗り遅れたとしても、トレンド転換でのエントリーを狙うといった別のシナリオも構築することができるようになる。

初心者ほど、チャート上に様々なインジケータをぐちゃぐちゃと組み合わせてトレードに臨む傾向があるが、それよりもまず、相場の値動きの原理たるダウ理論を手法の軸としてほしい。

今回のダウ理論講座はあえて、
基本原則すべてではなく、実践トレードで使用できる知識のみを取り上げ、図解を入れつつ、可能な限りわかりやすく解説した。

ダウ理論は、市場参加者の心理状態を如実に伝えてくれる非常に優れた理論であり、
テクニカル分析の基本であるとともに、奥義でもある。

今後、当ブログで紹介していく手法は、
すべてダウ理論の考え方をベースとして構成されるものばかりなので、まずはダウ理論①からダウ理論④までの記事を繰り返し読むことで、
知識を修得し、実際のチャートで検証をしてほしい。


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プロフィール

現役専業(予定)FXトレーダーmasaya

Author:現役専業(予定)FXトレーダーmasaya
現役FXトレーダーmasaya
まだ無名のFXトレーダーではあるが、かつてFXのド素人だった俺が、4年の歳月を経て、
月300pipsを安定して取ることができる独自のテクニカル分析手法、理論を構築し、現在に至る。 

昔の自分の様に、負け続けて悩むトレーダー達の道標となれるよう日々相場と向き合い、研究している。

FXを始めてたくさんの有料商材を買い漁っていた当時の俺が『こんなブログに出会いたかったー』と思える無駄な知識を削いだ、実践で使える知識だけを集めた有益なブログとなるよう頑張って更新をしていきたいと思うのでどうぞよろしく。

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